2015年12月28日月曜日

クリスマスプレゼント

クリスマスの前々日の事。ふと蘭が欲しくなった。息子を連れ久々に蘭栽培をしている夫の叔母さん宅へ。 「ナディン叔母さん、紫色の蘭を買わせてもらえる?」 ... 「?、あなたが欲しいの?」 ...「最近引越したから蘭をテラスに飾りたいの。」 ... 「ちょっと待っていなさい。」 と言って紫だけでなく色の違う4つの鉢植えを出してくれ、「全部持っていきなさい。」 -  ナディン叔母さんは、もう30年以上自宅の庭で蘭を栽培している。小学校の教師をしていた頃から長年、頼りない叔父さん、4人の子供達(内2人兄弟は超美男子オカマちゃん)、孫の世話をしながら、育てた蘭の花を自分の通う教会に飾る事を生きがいにしてきたきた肝っ玉かーちゃんである。 実は昔彼女の家に泊らせてもらった事がきっかけで主人とも出会ったのだ。(幸か不幸か?!) 思いがけないプレゼントにお腹をボンと突き出した体格の良い叔母さんが一瞬サンタクロースのように見えた気がした。 帰宅途中の車の中
、4つの蘭の鉢を見ながら、これこそ本当のクリスマスプレゼントだなとしみじみ嬉しくなった。

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