2015年1月15日木曜日

MINO

去年の10月ごろから我が家に出現している猫。まるでぼろ雑巾をさらにボロボロに汚くしたようなブサイクな猫だ。家の周りに徘徊する野良猫達でもここまで愛嬌のない猫はお目にかかったことがない。猫の毛アレルギー持ちということもあって猫は大嫌いなんだが、どんなに追い払ってもまたやって来る。近所の家の窓から飛び出してきたのを目撃したので、もしかしたらその家で飼われているのかもしれない。しかし最近はほぼ毎朝、息子を幼稚園に送り出したころフラッとやって来る。そして我が家で一番涼しくて風通しのいい出入り口に陣取って、すやすやと朝寝をするのだ。昼ごろにはまたフラッといなくなり、息子が帰宅する頃にフラッと現れる。一人っ子の息子は猫が大好きで、弟分ができたとばかりに狂喜してこの猫と遊ぶのだが、その遊び方がひどい、、、。 5歳児なので、まだ手加減をしらず、ありとあらゆる悪戯を猫に加えるのだ。尻尾を引っ張る、さかさまにして振り回す、、、もういつ猫に引っ掻かれるや、噛まれるかと気が気ではない。が、その心配をよそにこの猫、どんなに酷い目にあっても、爪を立てることは今まで一度もない。「にゃー、、、」と一泣きして息子の手の届かないところに逃げていく。しかたなく息子の罪滅ぼしに餌をあたえてしまう母である。ちなみに、息子がつけた彼の名前はMINO。タヒチ語で猫と言う意味。猫にネコじゃ、、、と思うのだが、決して我が家の猫ではないので知らんふり。

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