2011年12月6日火曜日

心躍るとき


人形を制作する過程で一番心躍るときは、
スケッチから型紙を起こす時と顔を描く時だ。

実はタヒチに来るまで本格的に裁縫などしたことがなかった。
なので、人形を縫う(手縫いでもミシンでも)作業は今でも苦手。
指に針を突き刺したり、ミシンに糸をからませたりするのはほぼ毎回。
なんでこんなアホなミスをするのだっ!!と一人爆発してばかり。

それでも人形づくりを続けているのは、
人形の顔に瞳を描いて、
睫毛を描いて、
口紅を差し、
頬紅を入れると
いきなり布の塊だった物に命が宿るから。

先日、私の人形を持っている遠い国にいる友人から
<お-い、人形が笑いかけてきたよ、、、>というメ-ルがあった。(ホラ-な意味ではなく)
なんだかとても嬉しかった。

2 件のコメント:

  1. 形あるものには命が宿ると私は信じていて、人であれ、物であれ、時として、衝撃的な出会いをすることがありますよね。

    mama taponeさんとの出会いは、大海原を航海した船に導かれて。
    そして今、机の向こう側から、あなたの分身が、私に笑顔を投げかけてくれています。

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  2. kyokoさんへ

    く-っ!嬉しいやね。そんな事を言ってくれる人がいるなんて私は幸せもんです。

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