いつものように夕方散歩に出た。
息子を乳母車に座らせ、もちろん私が後ろから押して。
いつものように円形交差点の手前の横断歩道(信号なし)を渡る際、ちゃんと手前で止まっている(交通渋滞の時間帯なので)車の運転手の目を見て、「今から歩道を渡ります。」と合図を送りながら渡っていた。
すると目の前にいきなりまるで瞬間移動でもしてきたかのように大きな車が飛び出してきた。
2車線目の車がスピードを出したまま、歩道の私達に気づかず交差点前の歩道上でストップしたのだ。
息子の乗っている乳母車の50cmほど先に。
私がたった一歩でも早足で渡っていたら乳母車ごと息子は飛ばされていただろう。
心臓が止まるようだとよく言うが、まさにその瞬間私の身体の全てが止まっていた。
何もできなかった。悲鳴を上げる事も、怒る事も。
無意識に歩道を渡り終えたものの、その後も乳母車を握り締めたまま頭の中が真っ白だった。
数時間たった今もまだ感覚が麻痺しているよう。
息子の寝顔を見ながらただ生きている奇跡を感じる。
なんだか消化できないのでこの出来事は記しておかねばと思った。
2011年4月29日金曜日
2011年4月21日木曜日
人魚
2011年4月2日土曜日
タハア島小旅行まとめ
途中になっていたタハア島小旅行の話。
自分のストレス解消の為に計画した旅行だったが、結局は息子の為に最高の旅行となった。
たった1週間弱の短い期間で、息子は本当にたくさんの初めての経験をした。
そしてとにかく遊んだ!一日中、時には昼寝も忘れて遊びっぱなし!
家の目の前が海なので朝、午後と海に入り、たくさんの親戚に遊んでもらい、
(時には車で連れ去られ、ママが探しに行く事も)
まるで体と心がぐんぐんと音をたてて成長しているようだった。
あーここタハア島には子供が育つのに最高の環境が今だに残っているのだなと実感する毎日だった。
タヒチ島にもどってきて日中はママと二人きりの生活にもどった息子は少し退屈そうである。
ましてや近所に車を心配せずに思いっきり走り回れる環境はここにはない。
せめて、タハア島だけでなく他の離島へも旅行にできるだけ連れて行ってあげようと誓ったママである。
ちなみに今回の旅でママのストレスは完全解消された。
しかし先日ママの誕生日を忘れたパパにまたストレス沸騰なのだった。
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